百鬼夜行左藤家黙示録
第4章 左藤家潜入調査
とすまして言ってはいたが
何が悲しくてわけわかんなくなるまで
酔っ払ったのかはとても聞けなかった
その後何時間かして義明の宿題が終わり
本当にトイレに行きたくなった
私はふたたび階段を降り
義男の姿がないのに気付いたが
気にせずトイレに向かう
そこでとんでもないことになった
なんとトイレと風呂の間には
仕切り1つしかない
おまけに風呂からは義男の奇声が
命の危険を感じた私は
急いでトイレを済ませたが
風呂を出て来た義男と
この狭い空間で鉢合わせた
「やっ殺られるっ!」
死をも意識した瞬間
私はとんでもない物を見た
なんと右手に持っているのは
ジンロではないか
アル中どころの騒ぎではない
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