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銀魂

第13章 困った時は笑っとけ笑っとけ

悠)「神楽ちゃん頑張って‼︎」


神)「わかったアル‼︎私にかかれば一等間違い無しネ‼︎」


神楽ちゃんはフンッと息を吐いてくじ引きのガラガラを回す。


今私と神楽ちゃんはスーパーでの福引をやっている。


福引の商品は


金 一等「宇宙旅行」


銀 二等「温泉」


緑 三等「お米10袋」


青 四等「お醤油10本」


赤 五等「ミキサー」


黒 ハズレ「ティッシュ」


となっていた。


神楽ちゃんは一等の宇宙旅行を当てたいみたいだけど私的には三等のお米10袋のほうがいい。


なんせ今後の暮らしが少し楽になるからね。


神)「ホワタァ‼︎」


何回かガラガラを回し終えた神楽ちゃんは手をピタッと止める。


するとコロンと玉が出てきた。


さて、その玉の色とは…?


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ガラガラ。


新)「あっ、おかえりなさい。悠さん、神楽ちゃん」


悠)「ただいま、新八君。トイレットペーパーって安いのこれであってたよね?」


新)「はい、大丈夫です。それよりどうしたんですか神楽ちゃん。凄い怪しい顔で僕らのこと見てますけど…」


悠)「あぁ、アレはね…聞けばわかるよ」


私は神楽ちゃんに視線を移した。


神)「ひざまずくアル愚民達よ」


銀・新)「あ?」


神)「頭が高いって言ってんたヨ‼︎この貧乏侍どもが‼︎工場長とお呼び‼︎」


神楽ちゃんは買ってきたネギで机をペチンッと叩きながらいう。


銀)「女王様の方がいいんじゃねーのか工場長?」


神)「女王様なんかより工場長の方が生産的だから偉いアル‼︎痩せこけた工場長とお呼び‼︎」


新)「それで、工場長。何か良いことでもあったの?」


神)「フッフッフッ。あったアルよ良いことが。お前達愚民どもが拝むぐらいのなぁ」


そう言って神楽ちゃんはポケットからある紙を取り出し銀さんと新八君に見せた。

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