
「先生、食べちゃっても良い?」
第15章 キョウの部屋
「キョウ君……どうしたの? 何? この手錠……」
「先生、今俺は飼い主だから。可愛いペットにご褒美あげてるんだよ」
「ご褒美……?」
どこをどう見たらご褒美になるのか分からないけど、どうやらキョウ君の目を見る限り本気で言ってるらしく。
鎖をベッドの渕に縛り付けると、私を四つん這いにさせ、後ろから覆い被さってきた。
そして、下の下着を急に横へズラしたかと思うと……何か硬いモノを突き入れてくる。
「……っ、ああぁぁっ!」
キスで濡れていた様ですんなり挿りはしたけれど、いつもと違う違和感に私は怖くなって後ろを振り向いた。
……何? コレ。 キョウ君のモノじゃない……少し冷たい……。
その疑問は、キョウ君の言葉ですぐに解けた。
「オモチャ、気に入った? 今日一日このまま咥えとこうね?」
