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twin★love

第21章 21★独占欲

たしかにそこでは京太が会話している。

「なあ、もう一回会いに行ってみようぜー!モデルデビューのチャンスかもよ!」

モデル…

「俺そういうの興味ない。」

「いいじゃん!せっかくのチャンスだよ!」

「なんのチャンスだよ。」

話しているうちにチャイムがなった。

席替えをして、蓮の席はちょうど萌えの姿が見える場所になった。

隣が一番良かったけど、ここからなら思う存分横顔を見つめることができる。

真剣に黒板を見つめる萌。

なにかノートに書きつける萌。

考え込むように唇を尖らせる萌え。

どんな萌も見ていて飽きないし、ずっと見ていたい。

「蓮君ってほーんと萌が好きよねえ…」

今回もなぜか理彩の隣の席になった。

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