twin★love
第20章 20★すれ違い
授業がはじまっていつもならぼーっとして過ごす。
だけど気がついた。
ノートをとって萌に届ける。
萌がしてくれたみたいに、せめてこれくらいは。
真剣に黒板の文字をうつしていると巡回してきたバスケ部の顧問の大林驚いた顔をして蓮をみた。
「なんだ、松崎が真剣にノートをとるなんてどうした?」
クラスの何人かがくすくす笑う。
「せんせー、蓮は休んでるだーいすきな彼女のためにノートを頑張ってとるんです!」
余計なことをいう京太の声に更に笑い声が増える。
だれになんて言われてもいい。
今はこれくらいしか自分にできそうなことが思いつかないんだから。
それからずっと毎時間真剣にノートをとったのでさすがに疲れた。
だけど気がついた。
ノートをとって萌に届ける。
萌がしてくれたみたいに、せめてこれくらいは。
真剣に黒板の文字をうつしていると巡回してきたバスケ部の顧問の大林驚いた顔をして蓮をみた。
「なんだ、松崎が真剣にノートをとるなんてどうした?」
クラスの何人かがくすくす笑う。
「せんせー、蓮は休んでるだーいすきな彼女のためにノートを頑張ってとるんです!」
余計なことをいう京太の声に更に笑い声が増える。
だれになんて言われてもいい。
今はこれくらいしか自分にできそうなことが思いつかないんだから。
それからずっと毎時間真剣にノートをとったのでさすがに疲れた。
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