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「……っ!?」


そう思いながら、下半身のむずむずに堪えていると……


お尻のあたりでモゾッ……と何かが動いた。


…………!?"痴漢"っ!?


一瞬そう思ったけど、あたしの背後に立ってるのはタケルだ……っ


でもまちがいなく、誰かがお尻をそっと優しく撫でてる……


……タケル……っ!?


心臓がどくっと跳ねたとき、背後のタケルが耳元で囁いた…


「絵里………今すっごくシたくなってるでしょ……？」


「……っ!?」


さらに大きく心臓が跳ねて、顔に火がついたくらい熱くなった……


でも振り返れない……


「そのまま、じっとしてて？」


誰にも聞こえないくらいの声でそう言うと、あたしのお尻を撫でる手がそっと太腿に……