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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

カケルくんの隣に座ったるヒカルくんが、大声で叫んだ。


「…………っ!?」


あたしは食べていた天ぷらを吹きそうに……。


「ちっ……!?違うよぉォォ‼!?タケルにそっくりだなぁって思ってェ……‼‼」


「えぇ~!?でも顔真っ赤じゃ~んっ!?顔真っ赤ぁぁ!」


まるで女子をからかう男の子のような感じで囃し立てる。


あたしはますます真っ赤になるだけ……。


一方、カケルくんは……、妖しく、ニコッとあたしに微笑んだ……。


「あとでオレの部屋来る?鍵開けとくよ?」


「…………っ!そ、そんなからかわないで…よぉ…!」


な、なんかすごいフェロモン……
どっちか歳上か分かんないや……


ちょっと、どきっとしちゃった。


その様子を見てタケルはムッとして…


「ヒカル、騒いでると祭り連れてってやらないぞ?お前家で留守番な?」




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