私の彼は****が好き
第12章 飲み会の夜に…………
*
「あっ、そーだ、どうせならオレん家行こうぜ?こっから近いんだ」
少し歩いたところで未来翔くんがあたしたちにそうは声をかけた。
未来翔くんの…………家…………?
「ナオもそれでいーよな?」
「オレはかまわないよ」
「よーしっ、未来翔くんち行こー!」
ノリノリな亜也ちん。
「絵里ちゃんもそれでいい?」
ふつうなら、ここは警戒すべきところなんだけど、酔って頭が回らなくなってたあたしも、軽く了承しちゃった……
でもそれが間違いだったかも…………。
なぜかここから先の記憶が曖昧に…………。
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