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The man suitable for me

第4章 声

「久しぶりに会えて、とても嬉しいです。」

「僕もです。なかなか会えなくて、ごめんね。最後になってしまうんだね。」

「はい。でも、今日はほんとに、会えてよかった。」

私はカレと、ホテルへ向かった。

今日、来たのは、初めてくるホテルだった。

部屋に入ると、カレはいつものように、バスタブに、お湯を入れに行った。

私は、ソファに腰をかけて、カレが来るのを待った。

カレが戻ってきて、私を包み込むように、抱きしめてくれる。

カレの腕の中で、カレの鼓動をきいていると、とても、落ち着いた。

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