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「すごいね、ココ。
生きてるみたい」

僕の方に向かっていきり立つそこはまだピクピクとしていて、僕のお腹にあたっていた。

何もしていないのに、
先走りは未だにで続けている。



「あっん、んん…」


ふーっと、そこに息を吹きかけると、彼からはイヤラシイ声が漏れる。


「波留くん。
支えててあげるから、両手で触ってごらん？」

「…や、やだ…っ」

「ほら」


彼の手を取って、その手を下に導く。
つかませると、その手を上から握りこんで一緒に動かした。



「はぁ…っん…あ…っ」



もう一つの手も下に導くと、
彼はもう僕の手を借りずとも自分で扱きはじめた。

倒れそうになる身体を支えてやる。



「い、や…ぁ！…ふ…あ、ああ、ん」


背中に手をまわして、目の前にある二つの突起に舌を這わせると、彼は身体をビクリと反応させてかわいい声を漏らした。


彼の扱く手はどんどんスピードを持つ。



「は…っや、や、やだっ
きさらづ…っきさらづっ」

「なに…？」

「きす…きす、し、て…っん」

「かわいい」


下からはいやらしい音がどんどん聞こえてくる。
黙ってかわいい反応を見つめていると、波留くんはそんなかわいいことを言った。



お望み通りキスをしてあげる。
そうすると彼は気持ちよさそうに顔を歪めた。



「ん…っああ、い、く…
だめ、やだっきさらづ…っ」

「いいよ。
見せて。イくところ。」

「ふっんんぁ…、ああ！」

「ほら、イってごらん
………イけ。」

「…ぅ、ああああ！」


耳元で、僕がイけと囁くと同時に彼は果てた。
波留くんってドMなんじゃ…

可笑しくなって、笑ってしまう。
彼は絶頂を迎えたまどろみの中で、僕の服を汚してしまったことをしきりに謝っていた。


ばかだなあ。
そんなこと謝る必要ないのに。


「波留くん、愛してるよ」



彼に深く深く口づけをすると、また僕たちはソファへと沈んでいった。