
エスキス アムール
第20章 彼女との時間
「ただいま」
仕事が終わって
良い気分で自宅に戻った。
いつもは真っ暗な部屋に帰ってくるから、
電気も暖房もついていることが
とても新鮮だ。
「お、おかえり…っ」
はるかちゃんも
慣れていないのか、
どぎまぎしながら出迎えてくれた。
「あ、カレーだ」
良いにおいが
鼻をかすめる。
「美味しいかわからないけど」
食卓には美味しそうな
料理が並んでいた。
照れくさそうに言って
彼女は笑う
そんな彼女を見て
なんか、くる。
キタ。
「……えっ、大野さんっ」
彼女を寝室に連れ込んで
ベッドに寝かせる。
彼女はとても驚いて、
その顔は真っ赤になっていた。
「ごめん、
こっちが先でもいい?」
すぐに、首に舌を這わせ
吸い付けば、
彼女は反応して
声をあげる。
「…だめっお風呂…」
「後でゆっくり入ろう?」
服を捲りあげるのと一緒に
下着も捲る。
そうすると、
胸が吊り上がって
とても卑猥になった。
「やっ…ん、ん」
彼女はそれを見て
隠そうと手を前に持ってくる。
それを阻止して
頭の上で固定すれば
顔をさらに真っ赤にして
そむけた。
