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ラズベリーの恋

第57章 思い出の別荘へ

智香の頭をポンとして「さぁ、日が沈まないうちに、帰ろう。」智香の手を繋いで急いで帰りました。丸太の別荘に着いて「智香、晩ご飯作ろうか?疲れたかな?智香は休む?」智香は首を降って「私も作りたい。」と、二人はキッチンに立ちました。手早くカレーを作りました。「丸太の木のお家で、初めて作ったカレー。」智香はそう言って、頂きます!と一緒に食べました。「秀君、カレー美味しかったね。」と智香のくりくりした可愛い目で露木を見つめます。別荘に来てからよく話し言葉もたどたどしくない、スラスラ言えている智香を思わず抱きしめました。「智香。愛してるよ。」露木は泣きながら震えました。抱きしめられながら「秀君、どうして泣いてるの?」智香も涙が自然と溢れました。二人でしばらく泣いて「智香、お風呂の準備してくるね。」と、涙を拭きながら露木はお湯を張りました。振り向くと智香はもう服を脱いでました。「智香、お風呂楽しみ?一緒に入るの久しぶりだね。」相変わらず細くて白い手足。大きな胸が揺れています。サラサラ綺麗な髪。露木は智香の髪を触って「智香、綺麗だね。」と言って、露木も服を脱ぎはじめました。露木のたくましい肉体美も惚れ惚れします。智香が「秀君のパンツは私が脱がしたい。」脱がすと、ポロリと出てきた露木のソコを見て智香が笑いました。「あはは!秀君の可愛い!」昔と同じ光景です。「智香、笑ったね。笑ったほうが可愛いよ。」露木がにっこりすると、智香は顔色が変わりました。「私、私。秀君に支えてもらって帰った時、嬉しくて泣いたら秀君、涙を拭いてそう言ったの。笑ったほうが可愛いよ。私、嬉しくて胸がキュンとして。秀君が好きで。」智香はすでに胸まで涙が伝っていました。露木はしゃがんで智香の涙を拭いて「そうさ。智香は笑うと可愛いいんだ。僕は智香の笑顔が大好きで。智香を愛してたまらないんだ。」智香をそっと抱きしめて「さぁ、風邪ひくからお風呂に入ろう。」智香の背中を洗っていると「秀君のお背中流しましょうか?」と智香は嬉しそうにしました。頭を洗うと「痒い所ありませんか?」と智香がお世話します。昔のまんまです。露木の上に智香が乗って湯船で二人は空の星の瞬きを眺めました。「秀君。綺麗ね。私ねここのお風呂が1番好き。」もう、智香は前のように普通に話すようになりました。露木は別荘に来て良かったと思いました。お風呂から上がり悩みました。

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