ふぁざー × こんぷれっくす
第4章 ファーストデート
清水は眼鏡を取り鬱陶しそうに前髪を掻き上げた。
同い年なのに、その仕草が妙に大人びて見えたけど…
「風香、お前カルシウム足りないんじゃないか?いつもギャーギャー騒いで煩いよ」
目を細めて顎を上げ、威圧的に見下ろす清水の態度が癪に触る。
やっぱり、ムカつく!
「アンタこそなんでいつも偉そうなのよ!その態度が頭にくるんじゃない」
負けじと言い返すと清水は口元に不敵な笑みを浮かべ、とんでもない事を言ってきた。
「それって、俺の事意識してるからじゃね〜の?嫌なら流せばいいだろう」
「はぁぁぁぁ〜!?なに自惚れちゃってるの?もうアンタと居るだけ時間の無駄!」
いちいち神経を逆なでしてくる清水の言葉に、怒りを超えて呆れてくる。
清水と居ると自分らしくいられない。
色んな感情が胸の中で絡まり、膨張して、爆発しそう。
呼吸が詰まりそうで息苦しくなり、早くこの場を立ち去りたくて踵を返す様に走り出した。
同い年なのに、その仕草が妙に大人びて見えたけど…
「風香、お前カルシウム足りないんじゃないか?いつもギャーギャー騒いで煩いよ」
目を細めて顎を上げ、威圧的に見下ろす清水の態度が癪に触る。
やっぱり、ムカつく!
「アンタこそなんでいつも偉そうなのよ!その態度が頭にくるんじゃない」
負けじと言い返すと清水は口元に不敵な笑みを浮かべ、とんでもない事を言ってきた。
「それって、俺の事意識してるからじゃね〜の?嫌なら流せばいいだろう」
「はぁぁぁぁ〜!?なに自惚れちゃってるの?もうアンタと居るだけ時間の無駄!」
いちいち神経を逆なでしてくる清水の言葉に、怒りを超えて呆れてくる。
清水と居ると自分らしくいられない。
色んな感情が胸の中で絡まり、膨張して、爆発しそう。
呼吸が詰まりそうで息苦しくなり、早くこの場を立ち去りたくて踵を返す様に走り出した。
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