R:ラブデビゲ
第5章 熱と緩流
小笠原先輩は…好き――…
そう、好きなのだ…
遠くで見つめ―――――…
先輩の…笑顔にドキドキしてワクワクして……
癒してもらう―――――…
「ねぇ、いつ告白するの?」
「ぶっ――――!!はぁ?
リナちゃん!!何言ってるの?」
私は、リナちゃんの、ビックリ発言に…見事に挙動不審になってしまった……
「だって――――――…
最終的には、付き合いたい!ってなるんじゃないの?」
あ――――――…
そ…そうなんだけど…
「何か――――…緊張しちゃうし…自信ないし…」
「ガツン!って、当たって砕ければいいじゃん!!」
リナちゃんは…
相変わらずかっこいいなぁ…
「当たって……砕けたくないから…尻込みしてるのに…」
リナちゃんは、サバサバした性格で……
女子なのに…かっこよく見えるときがある…
リナちゃんは、男っぽい――…
本人は、解っているのか……
ショートボブがよく似合っている…
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える