
R:ラブデビゲ
第3章 秘密と戸惑い
「おい、大丈夫か?」
「////だ…大丈夫じゃ…ない…
大丈夫じゃない!!」
私は、半泣きを通り越して…ワナワナと…泣き崩れた!!
「麻実〜…自分だけで楽しむから…こ〜んな事に、命の欠片使うはめになるんだぜ?勿体ない」
「…はぁ?命の…欠片?」
デビは、猫の姿で私の目の前にチョコンと座ると…
やれやれ…と、ため息をつく……
「願いを叶える時は…
麻実の寿命と引き換えに…叶えてるんだよ――――…
さっきみたいな、小さい願いでも――――…塵も積もれば…」
はぁ?え―――――――…!!
「私!死んじゃうじゃん!!」
「だ〜から…魔力で半分以上はカバー出来るんだから…
精を…俺によこせ!!」
「///……やだ…」
「麻実!てめぇ!!
あっという間に死ぬぞ!!
俺的にも!あっという間に死なれても困るんだよ!!」
猫の姿から…人の姿に変わったデビは、半分キレながら…私に詰め寄る!!
