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R:ラブデビゲ

第10章 悪魔と天使

そうこうしているうちに…

来ちゃったよ…神様学校…

聖・クロイツ学園…





「はぁ…すごいなぁ…学校が教会だ…」



見るからにカトリック…


十字架があちらこちらに…




校門の中では我が校の生徒が整列し…時間を待っていた…


「うわ…黒い集団が、目立つ…」



全体的に白い印象の学園は…


生徒の制服も白く…



そこに黒い学ランや制服の私たちは…場違いの様な気がした―――――――…





「集合したか〜…では、これからクロイツ学園の生徒会が君達を案内するから…我が校の名に恥じない行動をしてください!」



引率の先生がクロイツ学園の生徒会メンバーを紹介する――――…



「あ…上城…さん…」



私は、廊下でバッタリあった白学ランの彼を見かけた…



生徒会のメンバーだったんだ…


しかし…小笠原先輩も綺麗だなぁ…って思っていたけど…




世の中には…綺麗な人間がまだまだいるんだ…




私は改めて上城さんを見つめ…


はぁ…と、ため息をついた…



お…男であんなに綺麗なのって…反則じゃん!!女の…私の立場はど〜なるのよ!!



私は…ふと…デビの意地悪な顔も思い出す――――…




「///あの顔も…綺麗だけど…」




いかん!いかん!


神様学校のなかで…悪魔綺麗!!とか!


そんなことバレたら…異端者、魔女扱いだわ―――――…




火炙り…とか?





ハハハハ…あり得ない…



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