
R:ラブデビゲ
第10章 悪魔と天使
―――――――――…
「す…すみません―――…
今日は、朝からバタバタしておりまし――――――――――…」
朝から、午前中に行われる他校交流会の打ち合わせに一足先に学校を訪れた白い学ランの生徒が…
教頭の言葉に首をかしげた―――…
「バタバタ…ですか?
教頭先生?あれ?今日は、望月生徒会長は――――…?」
「―――――――…ぇ、ああ…望月君ですね!そろそろ来るのでは?
あれ?おかしいですね…何かあった気がしたのですが…
ダメですね…年を取ると、物忘れが激しくなります…」
教頭は、さっきまでの会話がなかったかの様な口ぶりで笑いだす……
白学ランの生徒は―――…
そうですか――――…と、校内を見渡す―――――…
一瞬…
不快な感覚に眉を寄せる…
「――――…」
教頭は、そんな白学ランの生徒を無視し…
打ち合わせのある会議室に案内する…
白学ランの生徒は…
息苦しいのか…学ランの詰襟に指を差し入れ…
首回りに隙間をつくる―…
「―――――…汚れている…」
「す…すみません―――…
今日は、朝からバタバタしておりまし――――――――――…」
朝から、午前中に行われる他校交流会の打ち合わせに一足先に学校を訪れた白い学ランの生徒が…
教頭の言葉に首をかしげた―――…
「バタバタ…ですか?
教頭先生?あれ?今日は、望月生徒会長は――――…?」
「―――――――…ぇ、ああ…望月君ですね!そろそろ来るのでは?
あれ?おかしいですね…何かあった気がしたのですが…
ダメですね…年を取ると、物忘れが激しくなります…」
教頭は、さっきまでの会話がなかったかの様な口ぶりで笑いだす……
白学ランの生徒は―――…
そうですか――――…と、校内を見渡す―――――…
一瞬…
不快な感覚に眉を寄せる…
「――――…」
教頭は、そんな白学ランの生徒を無視し…
打ち合わせのある会議室に案内する…
白学ランの生徒は…
息苦しいのか…学ランの詰襟に指を差し入れ…
首回りに隙間をつくる―…
「―――――…汚れている…」
