R:ラブデビゲ
第9章 好きと憧れ
「だって――――――…先輩は?
先輩たちは…どうなるの――…」
デビは、頭をぐしゃぐしゃっと荒くかきむしると…
私を睨み付ける…
「―――…小笠原は、認めた…
会長と…sexしてたってよ…
会長も――――――――…」
「…二人…認めたの?デビ!?
なら…いいじゃない!!付き合ってるなら…誰にも攻められない!!」
私は、詰めより…デビの苦しそうな顔を見つめる!!
「お前が良くても!!世間や回りの人間は!!あいつらを排除しにかかるんだよ!!
普通じゃない!!そう、思った時点で…潰されるんだよ―――――――――…」
「だったら―――――…
私は!助けたい!助けいの!」
私の意思を伝えたとたん!!デビが私の肩を強く掴んだ!!
「だから!何で、助けなきゃいけないんだよ!!
お前の命だ!!お前のために使え!!
ヘタレ長内の時といい、今といい!!
なんで!!俺には理解が出来ない!
人間は!自分の欲望のまま!命を使ってきた!
麻実、お前は人間じゃないのか!!聖母みたいな―――…気持ち悪い事するな!!」
デビは――――――…
私の肩を強く掴み…
今にも泣きそうだった―――…
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