浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第3章 ~同期生マリコ~
「俺の〈ヴァルキューレ〉は黒、シンシア機は赤だ
目立って死にたくは無いが、仲間への扇情効果はある
キミが乗ってきた〈クラング〉も士官が乗るならカラーを変えるさ
キミが編入する気なら現行の白に統一してやる」
画像では下地のグレー地に、補充パーツらしく黄色いラインシートが貼られていた
「腕も付けるんですよね?」
「頭部センサーの調整が終わったらな!
キミより早く機体のほうが先に退院しそうだ」
「ハンズィ隊長…、戦闘中の光景が目に浮かびませんか…?」
「お前…、フラッシュバックしてるのか?
…そうか、
そうだよな…
訓練生にはキツいよな」
それまで明るく対応していたハンズィは神妙な面持ちになった
目立って死にたくは無いが、仲間への扇情効果はある
キミが乗ってきた〈クラング〉も士官が乗るならカラーを変えるさ
キミが編入する気なら現行の白に統一してやる」
画像では下地のグレー地に、補充パーツらしく黄色いラインシートが貼られていた
「腕も付けるんですよね?」
「頭部センサーの調整が終わったらな!
キミより早く機体のほうが先に退院しそうだ」
「ハンズィ隊長…、戦闘中の光景が目に浮かびませんか…?」
「お前…、フラッシュバックしてるのか?
…そうか、
そうだよな…
訓練生にはキツいよな」
それまで明るく対応していたハンズィは神妙な面持ちになった
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