言葉で聞かせて
第13章 言葉で聞かせて
そうして2人でキスを続けていると、僕の中に収まっていた敦史さんのものが微かに揺らされた
「んん……!?ふぁ、あぁっ」
「あっ……千秋さ……っんん……」
突然動いた敦史さんのせいで中が動いて、僕だけじゃなくて繋がっている悠史さんも声を上げる
「2人でいちゃついてんじゃねぇよ。千秋の負担とか言うなら、とっとと動いて終わらせようぜ」
そう言う敦史さんが尚も腰を少しずつ動かすから、僕と悠史さんはまた2人で嬌声をあげた
「待っ……あつ……し……っ」
「ひゃ……っ、あ、あん……ぅん……」
中で2人のが擦れるのと、敏感な部分に強く当たるのとで生まれる快感は今までにないくらい大きい
でもそれは悠史さんと僕だけじゃなくて敦史さんもそうだったみたいで
「……っく、ぁ……」
と小さく声を漏らしている
嬉しいな
本当に、3人で繋がってるみたい
気持ちいいのも
嬉しいのも全部
全部一緒
「ふぁ、あっ……あ、もう……だめ……」
そんな感動に包まれていたのだけど、僕の身体は本当に堪え性がなくて絶頂の限界はすぐにやってきてしまった
もっと長くこの気持ちを味わっていたいのに
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