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学校で嫌な事があって、
部活もサボって、
笑顔で先生に｢さよなら｣を言った後、
校門を出てからうつむき、
ボロボロに泣きながら帰ったのを覚えてます。

その後に家に帰ったら、
家族が機嫌悪くて邪魔者扱いされた気になって家を飛び出しました。

居場所とかそんなのいらないから、
ただそこにいたくなかったんです。

その時に見た空は
黄色とか蒼とかピンクとかで
色んな色だったけど
綺麗でした。

頭が真っ白になって
ただずっとその空を見てました。
ずっとその空を見てたいと思いました。


あの頃はきっと、
居場所というよりかは
逃げ道を探してたんです。

全部消したくて
全部無くなって
全部いらなくて
全部捨てたくて
全部変えたくて
全部吐きたくて
全部取りたくて
聞きたくなくて
見たくもなくて
死にたくなくて
消えたくなって
逃げたくなって

逃げ続けてたら

周りを見失ってました。