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タケルと恭子の1224

第4章 23:00


タケルは
そこまで告げると
床にしゃがみこみ

溜息をもらした




終わりだ




恭子が
帰らないで
このままココに
居たとしても


もう


僕に
今まで通り
会ってくれたりはしない



だから
言えなかった


好きなんて
言えるわけがなかった



友達だから
会ってくれてた

友達だから
頼りにされてた


好きだなんて
気持ちを伝えてしまったら
もう…




それなのに





なんで言っちゃったんだろう…。








全部








雪のせいだ




雪のせいで

もう





恭子ちゃんとは・・・




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