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A heart and wound

第4章 嫉妬

雅紀は、俺からソレを抜き取り、息を整えると、俺を仰向けに戻し見つめられた。

そして…抱きしめられた。

翔「…ん、ま、さき?」

雅「…このままでいていい?」

翔「…うん。いいよ?」

俺は、腕を伸ばして、雅紀の頭を撫でた。

しばらくして、撫でるのをやめると、雅紀に手首を掴まれた。

雅「…もっと、して?」

…やっぱり年下なんだな、と思った。

…かわいい。

翔「…いいよ?」

クスッと笑い、俺は頭を撫で続けた。

気付けば2人とも、抱き合ったまま、夢の中へと引き込まれていった。

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