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「…じゃ、僕らも参戦しよっか」


「おう。トモキばっかりずりぃっつの」



そんな危険な合図である声も届かないほどに、私は激しいキスの雨にやられていた。



「ふぅん…まだ抵抗するんだね？かのん」




急な名前呼びに反応した私は、トモキの体を押すことを一瞬やめてしまった。


…その気の緩みが命取りで。



「ひゃあ！」



急に襲って来た…耳への快感。

ざら、とした舌が私の耳を舐めて来たのだ。




「ひゃ、あぁ…」

「いー声」


この声は、リュウキ…
私が耳弱いと知ってての行為かああぁぁ！



そう心では思ってても、口から出るのは喘ぎ声。


もう抵抗する力も残っていなかった。