ミルクチョコレート
第3章 正しい鏡の使い方
先輩は、壁に貼り付けられた大きな鏡の前で私を降ろした。
「鏡、ですか?」
「お前に、正しい鏡の使い方を教えてやる」
彼は私を後ろから抱きしめた。
そして彼は、私の首筋に唇を這わせた。
「ん…」
その姿が、鏡越しに見える。
「なんか、恥ずかしいです…」
「こんなことで恥ずかしがるようじゃ、先が思いやられるな」
そう言うと、彼は私のブラウスのボタンを上から順番に外し始めた。
そのまま脱がされ、下着のホックも外される。
私が身につけていたものが、次々と床に落ちる。
「綺麗な身体だな」
彼は私の胸を揉み上げ、先端を指で転がしはじめた。
「あっ…やあぁ…」
彼の器用な指先が、鏡ごしに見えてしまうから
羞恥心と気持ちよさが混じり合って
熱に溶けてしまいそうになる。
左手で弄り続けながら、
彼は、右手でスカートを捲り上げた。
下着の上からなぞり上げられる指も
何もかもが丸見えだ。
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