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特別刑務所(仮)

第14章 監禁。

「ちょ、駒場さん!」
「ん?過呼吸か・・・」

苦しい、苦しい!

「練君大丈夫だからね。苦しいね。楽な体制あるかな?」

駒場は俺の体を持ち座らせる。
踞ると少しは楽だった。だけど、苦しい。

「苦しいよね、木下これで口と鼻覆って。」
「え?袋?」
「早く!」

言われるがまま口と鼻を覆うように袋を被せる。
その間に駒場は、コーヒーを用意する。

「練君。ゆっくり落ち着いて呼吸しようか。これ飲めるかな?」

背中をさすりながらコーヒーを勧める。
それを飲み、少し落ち着く。


「平気?苦しかったね・・・もう大丈夫だからね。」

そう言って優しく抱き締める。

「処置の続きをするけど平気?またちょっと痛いけど・・・」

その言葉にこくこくと頷き木下の手を握る。

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