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秘密の時間は私のもの

第12章 あのあとの2人

なんでもするの言葉に合わせ、何かを頼めばこいつの心も軽くなるんだろうが


特別、今して欲しいことは見当たらない。



そうだな....

強いて言うなら俺にこの高校生活中は

女を近付けて欲しくないのが頼みだが

なんていうか非力そうでそんな事できそうにないもんな



んーっと考えてみても出てこない頼み事。


だけど、目の前の男はもう目に涙を溜めていて。


それが俺を急かしたのか、考えもまとまらない内に勝手に口は動き出す。



「.......なんでも、するんだな?」

「う、うん......あまり無茶なことじゃなけ」










「セックス」










「え?」





「セックスしろ。放課後、毎日ここで。俺と」





.............!?!?!?!?

何言ってんの?!?!

俺!!!!!!



自分の意図もしない言葉に混乱する脳。


目の前の男もポカーンとしている。

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