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男子寮

第4章 悠司×飛鳥




悠司side


俺は学校に気になるやつがいる。


「先生っ♪おはよ~」


容姿は、完璧。
成績は…。まあ…あれだ。
運動神経はかなりいい。

一人称がハッキリしない。
いろんな県の方言が、ぐちゃぐちゃに混ざりあった少年。



「飛鳥か…」


そう、それは今目の前にいる少年。


哀川 飛鳥。



「先生大好きーっ」

そう言いながら、俺に抱きついてくる。
毎朝毎朝、同じ台詞を言いながら。


正直、最初は戸惑ったが…。
今はもう慣れた。
いや、慣れていいのか…。




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