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曖昧☆Bboys

第58章 バレンタインの夜

「バカはないだろ。それが愛の告白か?」


「だって、バカじゃん。美咲さんの妊娠にあんなに動揺しちゃってさ」


「そりゃまあ、あれだ、仕方ないだろ」


「まあ、そうだよね...私もビックリしたし」


カエは急に弱気になって俯いてしまった。


俺はそんなカエを抱き締めた。


「大丈夫だ、カエには関係ない。それに俺の子じゃないし」


「うん...」


しおらしいカエを猛烈に愛しく感じ、強く抱き締めた。







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