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曖昧☆Bboys

第47章 切羽詰まって見えたハート

「俺がいるから…もう忘れろよ…」


美咲の顎をクイっと持ち上げ俺の方を向かせる。


涙で潤んだ瞳に吸い込まれるように唇を寄せていくと美咲も目を閉じた。



キイイッ…



その時重い扉が開いた。


ガタンと閉まると当時に、ドアの方を見るとそこにはカエの姿があった。


「カエ…」


キスを中断して慌てて美咲を俺から離す。


美咲もドアの方を振り返った。


「はは…」


美咲とカエは確認すると笑い出した。



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