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曖昧☆Bboys

第24章 大人の魅力

「いっらしゃいませ!」


仕事帰りに美容室のドアを開けるとスタッフ全員あ気持ちよく迎えてくれた。


「久しぶり、美咲さん」


低音の声を響かせ、久しぶりの紅林さんがやってきた。


美男子なアラフォー男子健在だあ~とミーハーな気分になった。


「こちらにどうぞ」


と優しく席に案内してくれて更に気分が上向きになる。


だけど、前みたいに色々話をしてくれない。


必要な事を聞いてさっさと作業をしている。


私はどうでもいいファッション誌に目を落とし、ペラリペラリと無表情で捲っていた。








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