テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第11章 朝方の情事

「こっちを向いて...」


霧人は一度抜いて私を再び抱き上げ洗面台に座らせた。


そして乱れた私の髪を撫で直し、微笑んでキスをくれる。


言葉はない。


霧人はずっと瞳で語りかけているように見えた。


私もそれに応えてしまっている。


再び霧人は立ったまま濡れた私の中に入ってきた。


今度は向き合ったまま私は霧人にしがみつく。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ