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曖昧☆Bboys

第11章 朝方の情事

「あっ...!」


遅かった...と思う気持ちとは裏腹に身体が火照るように熱くなる。


鏡越しに私を色っぽい瞳が視姦する。


この瞳には敵わない...


首筋に霧人の唇がひとつ、ふたつと落ちていくと前身の力が魔法のように抜けていく。


「霧人...ちょっと...」


「黙って...」


抱き締めていた両手が私のバスローブの紐をスルリと解くと前がハラリと少し肌蹴た。


バスローブの中に両手が入り、私の胸を霧人の大きな手が包み揉む。


「あ...ダメっ...んっ...」


言葉でも気持ちでも抵抗しているのに身体は霧人を待ち焦がれていたかのように敏感になっていた。


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