テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第11章 朝方の情事

髪も顔も身体も歯も磨いてスッキリだ。


バスローブを着て部屋に戻る。


広い洗面台はなぜかベッドの横の壁際にあった。


私は備え付けの化粧水と乳液を付け髪をバスタオルで拭いていた。


すると、鏡に霧人の姿が私の後ろに映った。


「おはよう」


「おはよう、ごめん、俺も寝ちゃったよ」


「ううん、お陰でよく眠れたし元気になった」


「そっか良かった」


鏡越しにちょっぴり寝ぼけた優しい笑顔が映った。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ