無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

それから、孟は服を着て奥様のベッドルームから抜け出す。

メイドさんに別室に案内されて、アイマスクと手錠を掛けられた。
車に乗せられてお屋敷から出て行く。

自分のマンションの前で解放される。

東の空がうっすらと明るくなっている。

エレベーターに乗りナギサ嬢のいる部屋へと帰ってくる。

ベッドルームに入って行くとナギサ嬢はまだ寝ているようなのでそぉーとベッドに潜り込む。

うぅーっ と言ってナギサ嬢は寝返りをする。

バシッ！

寝相の悪いお方だなぁ、
腕を治してやり布団を掛けてやる。

バシッ！


「ナギサさん、起きているんでしょ、」


「あはは、ばれた、おはよう、孟くん、」


「おはようございます、ナギサさん、」(笑)


「ダメだなぁ～、朝帰り、孟くん、」


「はい、朝帰りしました、ナギサさんが行けって言ったんでしょ、」


「香水の匂いがするょ、孟くん、」


えっ！孟は自分の身体の匂いを嗅いでいた。


「うっそ、素直だね、孟くんは、」(笑)


「ナギサさーん、」(汗)


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