無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

孟は、ラーメン屋に入って行くとカウンター席でなく、テーブル席に着く。


壁に貼ってあるメニューを見て、

「ねぎラーメン、お願いします。」


「へーぃ、ねぎ一丁、」


威勢のいいお兄さんが調理場で麺を茹でていた。


「へぃっ、おまち、」


ねぎラーメンをテーブルに置いて、何やらニヤニヤしながら調理場に戻って行く。

孟は、ナギサ嬢が来るまでマンガ本を読みながらねぎラーメンを食べていた。

そして、1時間ほど過ぎた頃、ナギサ嬢がやって来る。


「お待たせ、伊嘯院さん、」


「いぇいぇ、ナギサさん、」


「それじゃ、塩バターコーンをお願いします。」


「へーぃ、塩バターコーン一丁、」


「まだ食べられますょね、若いから、」


「はい、じゃボクも、塩バターコーンお願いします。」


「へーぃ、塩バターコーン追加、」



テーブル席に塩バターコーンが二つ置いていき、威勢のいいお兄さんはニヤニヤしながら調理場に戻った。

孟とナギサ嬢は、そのラーメンを食べていた。


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