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腐女子が恋しちゃダメですか?

第1章 突然のメール

[いやー、やっぱおまえの気になるじゃん]

…なんなの…

[うん、もう全然わかんない。Sくんって物好きだね。私の好きな人が知りたいとか、変わってる!]

少しだけ嬉しかった。誰でもなく、私ってことが。

[じゃー教えて]

いやだって!!

[いや、無理だって!!
別にSくんに知られたくないってわけじゃないけど、恥ずかしいし…]

これは本心

[いいじゃん、大船に乗ったと思って]

いやって言ってんじゃん!!

[じゃあSくんの好きな人も教えてってば!そうしたら私の好きな人も教えるから!
…たぶん]

[いやいや、それはないでしょ]

なんで!?理不尽にもほどがある!

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