依存症
第5章 【注文】
アタシの身体はこの3ヶ月でおかしくなったんだ…
恭平の脇の席の
オーダーを取り置わった時
カターン…スプーンが落ちた…
いや…
落としたんだ…
……
恭平が拾おとする…
もちろんアタシも職業的にしゃがむ…
テーブルの下目が合う…
『ジュナ濡れてるでしょ?』
カアアア…
「…濡れ…てない…」
『あっそクチュクチュ聞こえてるけど』クス
カアアア…
アタシは急いで立ち上がり
「別のスプーンお持ちします…」
と言った
『お願いします
店員さんの臭い興奮する』クックックッ
あいつはデカイ声で言った…
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