お前は俺のxxx
第108章 怪しい影…
授業はデザインがメインのため、
基本的には自主制作。
私は周りを気にすることもなく、
作業を進めていた。
そして午後の授業も終わり課題を片付けていると、ポケットの中のケータイが振えた。
ディスプレイを確認すると非通知。
(非通知…?)
出る間も無く電話は切れてしまう。
それは何度も繰り返し続いた。
マジでしつこい…
ウンザリした私は携帯の電源を切った。
(新学期が始まって…
なんか嫌なことばかりだな。)
深いため息しか出てこない。
自分の夢ために学んでるわけだから
周りなんか気にしなくていい。
弱気になる必要も無いし。
私は私でいればいいだけだ。
もう…過去は振り返らない。
真っ直ぐ前を向いて進むーー
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