お前は俺のxxx
第107章 あの頃には…
何もする気が起きず
私はそのまま朝まで眠ってしまった。
翌朝、シャワーを浴びてから
学校へ行く支度を整えていた。
昨日泣き続けた私の目は
腫れぼったく、赤く充血している。
こんな酷い顔…
誰にも見られたくないよ。
私はコンタクトを止め、なるべく目が隠れるように眼鏡をかけて登校した。
学校へ着くと、クラスの中が騒がしかった。
「おはよ。みんなどうしたの?」
私の問いかけに誰も応えようとはしない。
(え…?ぁ…眼鏡かな?)
私が眼鏡を外してもう一度問いかけてみたけど、さっきと変わらず応えてくれなかった。
(何だろ…)
隣のクラスの香奈のところへ行ったけど、ここでも周りの反応は同じだった。
(香奈は…まだ来て無いんだ…)
私がいる事でクラスの空気が一変する。
居心地が悪くなってしまった私は、1人屋上へ上がった。
何なの…
どうして誰も何も言わないの…?
私…みんなに何かしたかな?
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