お前は俺のxxx
第102章 初めての。
『でもお前、実家から浴衣持って来て無かったんじゃねぇの?』
あ…
まこっさんとの会話聞いてたんだ。
「うん。颯太をビックリさせたくて。
昨日、お祭りの前に買いに行って来たんだ。てか、颯太も浴衣じゃん。」
『あー。祭りの時は毎年着てんな。
俺ら3人ませたガキだったからな。
まぁ、前までは甚平だったけど。』
「颯太の浴衣姿かっこいいね。
女の子たちも集まってくるよ。
3人ともモテるんだもん。」
もし彼氏じゃなくても、街で見かけたら振り返っちゃうだろうな。
颯太は本当にかっこいい。
私なんかが隣に居てもいいのかな?
って不安になってしまう。
『お前、素直過ぎ。
いつも顔に出てんだよ。』
(え?顔に出てた⁉︎)
颯太はフッと笑うと、
優しく頬を撫でてくれた。
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