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秘密の恋。

第11章 木村家。

そんな中、さくらの会の集まりに出掛ける時の母親は非常にイキイキとして楽しそうであったので、そこは邪魔したくない、という思いもあった。
母親を劇場に送り届けた帰り、コンビニで適当に弁当やカップ麺を買って自宅へ戻った。
テレビをつけ、一人きりでコンビニ弁当を食う。本当はビールでも飲みたい気分だったが、母親が「迎えに来い」と行ってくる可能性もあるのでアルコールは控えた。
案の定、楽しい時間を過ごしてハイテンションになった母親から「迎えに来い」の電話がはいった。

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