「俺は、男だ!クソ野郎」
第3章 マジ、席替えしたい…
ちなみに俺が座っている席は窓際の後ろから
2番目ってとこ。
なんか、運がついてるかも…。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ったと同時に
ガラッと音を立てて誰か入ってきた。
多分、これから一年お世話になる担任だと思うが…。
印象は、背が高いっていうのと
黒縁メガネ。
チッ。
先生まで背が高いのかよ。
神様は、いくら俺以外にひいきしては、
惨めにさせるんだよ…。
…ん?
ふと、前の席に目がいく。
チャイムが鳴ったのに、俺の前の席は
空席だった。
もしかして、遅刻か…?
ふっ…
入学そうそう遅刻とか一体どんな奴だよ(笑)
でも休みっていうこともあるよな…。
そう考えていたら、
廊下の方からバタバタと誰かの走ってくる音が聞こえた。
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