
「俺は、男だ!クソ野郎」
第5章 鬼ごっこ…?
えっ…。なぜに
新入生歓迎会が鬼ごっこ!?
しかも今の年齢でやれと!?
おかしい…。
「先生、それは、小学生がやるものなんじゃ…」
俺は、声を落として恐る恐る
問いかけた。
いくら何でも、なー……?
さすがに鬼ごっこは、ないぜ。
「伝統だ。それに杉本、お前は小学生に見えるから気にすることはない。堂々とやれ」
んだとぉぉぉおー!?ゴラッ
先生は、笑顔で嫌味を言ってきた。
はぁ?何が気にするなだよ!?
ふざけてんだろ、おい。
地獄に墜ちてしまえ!!
つか、この学園は、
伝統にこだわりすぎなんだよ!
「…っ~っ!!」
と俺は、さすがに
先生に向けて、そんなことは言えないので
ギロッと歯を食い縛って睨んだ。
先生だからって
言って良いこと、悪いことくらい
判別しろや、クソ←
