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オス奴隷

第11章 失う




「バイト何時まで?」


「12時。」
 
もうすぐあがりだ。


「そっか。話したいことあるから外で待ってるね」


俺は話すことなんてない。


前好きだったとしても
今は大嫌いだ。
俺を好きだと
言ってくれたのに
オモチャ扱いにして。


挙げ句の果てに二股‥‥。



でも海斗さんが待っている
場所は裏から出ても
絶対に通る場所で
逃げることはできない
みたいだ‥‥。


 

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