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高校生の恋愛事情(仮)

第12章 少しの希望を信じて…

教授『どっちからやる?』
ナツメ『…らら決めていいよ』

最初にやる方が失敗率が高い。2回目は1回目のミスをやらないようにすればいいだけだもんな…
うちに決定権があるのは酷く困る

和奏『………うちからお願いします』
ナツメ『いいのか?』
和奏『ああ、これ以上お前を道ずれで苦しめるのはゴメンだからさ』

教授『わかった、ワカナ用意して待っててくれ。5分後くるよ』
和奏『あい』

ナツメ『俺がお前の道ずれだって?一人でカッコつけてんじゃねぇよ!俺はお前となら地獄にだって落ちてやるよ!だから一人で抱え込まないでくれ…』
和奏『ゴメン…でも、本当にお前にはバスケしててほしいから、俺よりは伸びるから』
ナツメ『アホか、2人そろってまたバスケすんだろ?』
和奏『そうだったな』

ナツメが俺を使うときはバスケの時と本当に怒ってるときだけ
とうとううちもナツメに説教されるようになっちまったか…成長してるんだな

教授『じゃ、ワカナ行こうか』
和奏『はい。キナ、頑張れよ!』
ナツメ『ららこそ頑張れ!』
和奏『もちろんだ、じゃいってきます』

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