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高校生の恋愛事情(仮)

第4章 如月和奏の重い過去

その日の試合でお互いの動きを見合って、残り練習をしていると思ってた以上に息が合っていた。

その日を境に私は変わった。命令するだけのバスケから仲間に…ナツメに背を預けるバスケをするようになった

1年の時には2人して部長と副部を努めるレベルにまで達していた。

そんなことしちゃうと、私とナツメを気に食わない人が増えるじゃん。1年生のくせにレギュラー入りして、しかも部長と副部長なんて
1軍の先輩にもいっぱいいた。
私たちはこの部活内どこに行っても敵だらけだった。

でも、試合の時はみんな私の指示を聞く。
理由なんて簡単。従えば勝てるから、従わないと顧問が怒って退部、入ってきたのがスポーツ科なら退学。

私とナツメが残り練習終わってかたずけをしてる時に最悪な出来事が起こったんだ…

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