テキストサイズ

高校生の恋愛事情(仮)

第4章 如月和奏の重い過去

この話は少なくとも高校入る前から話さないと全く話が読めないと思う。
だから、少し長くなると思う。

私は4歳の時からバスケをしていた。
ただ純粋にバスケが好きだった

だから、別に絶対に選手になりたいって思ったことはなかった

私の親は私立のバスケの有名校に私を無理やり入学させた。

入学した後でも、"あなたはバスケでレギュラーにならないといけない"、"なれないのならバスケは一生させない"そう脅されながらバスケをしていた。

そんなバスケなんて楽しいわけがない。
でも、バスケできないのはもっと嫌だ。

だから私は一生懸命練習もしたし、誰よりも努力してたと思う。
そのせいか1年の7月の総体にはレギュラーメンバーとしてコートに入っていた。

同じ1年生で1軍はおろか2軍に入れてる人なんて誰一人としていなかった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ