
ワタシの履歴
第12章 無心
お店とは違い、二人っきりの空間。
他愛もない話をしながら、楽しく飲んでいた。
そんな中、登君は
「輝子ちゃん、モテるでしょ?」
と、私に言う。
「高校の時はモテ期もあったけど、今は全然だね(苦笑」
「ホントに?ウソでしょ〜!ホントに彼氏いないの?」
褒められ慣れていない私は気分が良くなった。
「いないよ〜、いたら男と二人で会ったりしないし」
ニコっとして
「そっかぁ」
と、ちょっと嬉しそうにした。
というのも、前の長く付き合っていた彼女は、浮気ぐせがあったようで、男と二人で遊びに行くのも日常茶飯事だったそう。
何時になったのか…もう外は薄く明るくなってきた頃。
お互いに眠くなり、登君は壁に寄りかかって寝るから布団使ってと言って敷いてくれた。
『へぇ…真面目だなぁ』
横になり、ウトウトする…
何分経ったのか…気配を感じて目を覚ます。
すると、目の前に登君がいて、布団に入ろうとしている。
『…』
目を覚ました私に気づき、登君が言った。
「ゴメン、やっぱ一緒に寝ていい?寒いわ」
「うん、いいよ」
しばらくすると、登君が私の頭をなでた。
私は少し目を開けて、何も言わずにまた目を閉じた。
すると、急に登君が力強く私を抱き締めた…
他愛もない話をしながら、楽しく飲んでいた。
そんな中、登君は
「輝子ちゃん、モテるでしょ?」
と、私に言う。
「高校の時はモテ期もあったけど、今は全然だね(苦笑」
「ホントに?ウソでしょ〜!ホントに彼氏いないの?」
褒められ慣れていない私は気分が良くなった。
「いないよ〜、いたら男と二人で会ったりしないし」
ニコっとして
「そっかぁ」
と、ちょっと嬉しそうにした。
というのも、前の長く付き合っていた彼女は、浮気ぐせがあったようで、男と二人で遊びに行くのも日常茶飯事だったそう。
何時になったのか…もう外は薄く明るくなってきた頃。
お互いに眠くなり、登君は壁に寄りかかって寝るから布団使ってと言って敷いてくれた。
『へぇ…真面目だなぁ』
横になり、ウトウトする…
何分経ったのか…気配を感じて目を覚ます。
すると、目の前に登君がいて、布団に入ろうとしている。
『…』
目を覚ました私に気づき、登君が言った。
「ゴメン、やっぱ一緒に寝ていい?寒いわ」
「うん、いいよ」
しばらくすると、登君が私の頭をなでた。
私は少し目を開けて、何も言わずにまた目を閉じた。
すると、急に登君が力強く私を抱き締めた…
