星も、パンも
第22章 ナイトは、寄り添う…
「…本気―――…なんですか?」
松本が…
トキコ先生に問いかけた―…
「ええ―――…
大学設定になってる時点で―――…
違和感があったのよ…
この内容…このシナリオなら…
…今より…100倍面白くなる!」
トキコ先生の瞳は――――…迷いがなかった…
俺は…静かに電話をしているミー君を…見つめ―――…
胸を杭で打たれた様に―――…
痛く…切なかった…
「――――――…石丸に…資料届けさせるから」
…ミー君は…電話を切った!
――――――…ミー君…
電話を切った…ミー君の瞳が…
トキコ先生と―――…
重なって見えた――――…
震えていたのに――――…
覚悟した瞳――――――…
ミー君……君は――――…
ホントに…
強い男だ―――――――…
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